いまの小中学生や高校生はてがみなんて殆ど書かないのかな?
中学生の妹がいるけど専らメールばっかし。
私が中学高校の頃は授業中にてがみ書いて
休み時間に渡してって無駄にしてたけどね。
手書きのあったかい感じがよいです。
ふと、ラブレターなんてもん書いたことあったかなーと考えてみた。
なぜって? トラバテーマにあったから!
あれは中学1年の春休み。
もうすぐ中2になるえむが好きだったのは、
1年の時隣のクラスだったサッカー少年でした。
その少年の誕生日が3月の終わりだったから
約半年くらい想い続けていた気持ちを誕生日プレゼントに添えて
てがみに託してみた。
サッカー部だった彼にえむが選んだプレゼントはタオル。
てがみは友達に相談しながら何度も書きなおして
やっと完成させて。
春休み中の誕生日だったし、その頃は携帯どころか
ポケベルすら持ってなかったわたしたち。
連絡手段は家の電話ですよ。
でも、勇気がなくて電話することができず、
当日はアポナシで直接家に行き、てがみとタオルを渡すことに。
家に行くと、ちょうどガレージから少年のおじいちゃんが登場。
どうしよう、どうしよう と あたふたあたふた。
その様子を離れた場所から友達(えんちゃん)が見てたんだけど、
(一緒についてきてくれたの)
えむの姿を見兼ねて出てきてくれて、
おじいちゃんに「○○くんいますか?」と聞いてくれた。
「○○?昨日からサッカーの遠征で帰ってくんのは来週だよ」
えーーー!
緊張が一気に飛んでったと同時に頭が真っ白。
えんちゃんに「どうするの?」って聞かれてもどうしていいか分からず。
「じゃ、おじいちゃんに渡してもらう?」っていう質問に、
やっとで「うん」って返事ができただけ。
プレゼントとてがみはおじいちゃん経由で渡してもらうことにしたんだけど、
何もないまま4月になって2年のクラス替え。
また隣のクラス。
もともと少し話せるくらいの仲だったけどプレゼントを受け取ったかも分からないし、
もし受け取っててがみ読んでても恥ずかしいし、
前より話ができなくなっちゃったのね。
その年の夏祭り。
少年のことを好きなまま、でもどうしていいか分からないまま
えんちゃんと夏祭りに行った中2のえむ。
そこには、えむが好きなサッカー少年と
手をつないで歩く同級生の女の子がいました。
それを見たえむはその恋にバイバイすることにしました。
不思議なことにあんまり悲しくなかったのよね。
それを境に、またプレゼントを渡す前みたく話が普通にできるようになって
やっぱりまだ少し好きだったけどいい友達のひとりでした。
それからそのサッカー少年とえむは同じ高校に入学。
その頃には夏祭りの彼女とすでにお別れしてた。
えむが高校で新しく友達になった女の子が、
そのサッカー少年に恋をしたのが高1の夏。
サッカー少年と仲良かったえむはキューピットになりました。
めでたくその友達とサッカー少年は付き合うことに!
えむにも別に彼氏ができたのでいい友達として仲良くやってました。
そんなある日、サッカー少年と友達が急にお別れしちゃったんです。
原因は友達が他の人を好きになったから。
サッカー少年は「仕方ねえよな」と泣きそうな顔で笑ってた。
それから少しして、えむの彼氏が急に冷たくなった。
で、悩んでたえむを、そのサッカー少年はいつも励ましてくれました。
その頃の連絡手段はポケベルね。
えむの彼氏は携帯を持っていたんだけど、えむはポケベルしかなくて
公衆電話から電話しても出ないことが続いて、落ち込みながら
サッカー少年にベルを打つ日々。
結局彼氏とさよならすることに決めたえむ。
それをサッカー少年のポケベルに報告。
「ワカレル ヤッパダメミタイ M」
すると
「オレノトコニクルカ?」
え??えっえーーー?
初めてサッカー少年の家に行ったときみたく、あたまホワイト!
でも、そのときはすぐにサッカー少年の所にいくなんてできなくて、
いろいろ考えて、悩んだよね。(友達の元彼でもあるし)
でも、やっぱりえむはあの時からサッカー少年に恋してた!って気付いて
高2の秋から付き合うことになりました。
付き合うことになってからそれまでお互い触れようとしなかった
中1の春休みの話をしたのね。
えむがあげたタオルはサッカー少年の部屋のテレビのうえに置いてあって
「プレゼント女からもらったの初めてでもったいなくて今でも使えねえ」
って照れながら言ってたのがかわいかった。
えむが生まれて初めて書いたラブレターには
「○○くんのこと、好きになりました」って書いてあったけど、
返事くださいも何も書いてなくて
中1だったサッカー少年はどうすればいいか分からなかったんだって。
一番はじめは「好きでした」って書いたんだけど
えんちゃんに「それじゃ過去形じゃん」って突っ込まれて、
どう書けばいいか分からなくなって最終的に
「好きになりました」って書いたんだよね、たしか。
なんでストレートな「好きです」が浮かばなかったんだろう。
今でも謎だ。
えむがラブレターを書いたのは中1の春のこの1通が最初で最後。
甘酸っぱい青い春の話。
もらったラブレターの話?それはまた別の物語ね。
そうそう、そのサッカー少年とえむはそれからずっと仲良しカップルでした。
でも、高3の夏にえむが留学することになって
サッカー少年は「何年だって待ってる!」って言ってくれたけど
辛い思いさせたくないし自分もしたくなかったから
えむから手を離しました。
青かったね。春だったね。
げんきかな?キラキラした目のサッカー少年だったあいつ。
もう2児のパパなんだよね。
こんど、げんきだよっ「てがみ書くよ」
安心して、ラブレターじゃないから(笑)
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